この学習パスでは、JD Edwards EnterpriseOne Toolsをリリース9.2.3以降にアップグレードし、64ビット処理を実装するために必要な手順を順に説明します。
この学習パスに含まれるタスクを開始する前に、EnterpriseOneインストールが次の内容であることを確認してください。
• Applicationsリリース9.2。
• Toolsリリース9.2以降。
ビジネス関数が適切に移行されるよう、パス・コードの1つを64ビットに移行することをお薦めします。このプロセスは、この学習パスに含まれる複数ファンデーションのコンテンツでより詳しく説明されています。
Toolsリリース9.2.3以降、JD Edwards EnterpriseOneでは64ビット処理がサポートされます。柔軟に導入できるよう、開発クライアントとエンタープライズ・サーバーでは、32ビット・ファンデーションと64ビット・ファンデーションの両方を使用可能です。そのため、Toolsリリース9.2.3以降には、32ビット(x86)と64ビット(x64)の2つのファンデーションがあると考えられます。
Toolsリリース9.2.3では、エンタープライズ・サーバーと開発クライアントを64ビットにアップグレードできます。デプロイメント・サーバーの64ビットへのアップグレードは、今後のリリースでサポートされます。64ビットのデプロイメント・サーバーがサポートされるまで、Toolsリリースには32ビットしかないため、すべての開発を32ビットの開発クライアントで行う必要があります。32ビットから64ビットへの変換ツールが提供されますが、64ビットから32ビットに戻すリバース・エンジニアリング機能はサポートされていません。
32ビットの開発クライアントまたは64ビットの開発クライアントを使用している場合、ビジネス関数の開発は常に32ビットで行われます。Busbuildを使用してチェックインまたはビルドを行うと、32ビット・バージョンは64ビットに変換され、32ビットと64ビットの両方のバージョンがリポジトリに書き込まれます。構成アシスタントにより生成される後続のparには、32ビットと64ビットの両方のバージョンが含まれ、32ビットと64ビットのどちらのパス・コードにも展開できます。
Toolsリリース9.2.3/64ビットに直接アップグレードすることも可能ですが、段階的な実施をお薦めします。変数の数を減らすため、まずは、Toolsリリース9.2.3以降/32ビットへのアップグレードを推奨します。検証が終わったら、Toolsリリース9.2.3以降/64ビットへのアップグレードに進めます。
重要: JD Edwards EnterpriseOneに対するVisual Studio 2017の要件については、My Oracle SupportのDoc ID 2415818.1を参照してください。
My Oracle Supportでは、64ビット処理のFAQを参照できます。
JD Edwards EnterpriseOneライセンス情報ユーザー・マニュアルを確認してください。
Tools 9.2.3.xリリースでも解決されていない問題については、My Oracle Supportの既知の問題に関するドキュメントを参照してください。
JD Edwards EnterpriseOne Toolsリリース9.2.3以降(64ビット)では、次のプラットフォームがサポートされています。 Oracle Linux Microsoft Windows IBM iSeries
登録: 進捗状況を追跡するには登録します。完了した全体の割合により「登録」オプションが置き換わり、学習パスを進めていくと、各タスクが「完了」とマークされます。
ナビゲーション: 関連するコンテンツを表示するには、トピックをクリックします。コンテンツが終了したら、ページの一番下にある矢印を使用してトピック間を移動します。